ポートレート最適:SONY FE 135mm F1.8 使用レビュー

Sonyの最高峰レンズライン「G Master」の中でも、「神レンズ」の呼び声高い一本、FE 135mm f1.8 GM

このレンズを手にしてから、私のポートレート撮影や風景写真のスタイルは劇的に変わりました。今回は、実際に使い込んできた私自身の経験をもとに、このレンズがなぜ「被写体を生き生きと魅せるのか」を徹底レビューしていきます。

目次

なぜ私が「撮影スキル」にも投資しているのか

ホームページ制作の現場でよくあるのが、「使える写真素材がない」というケースです。
「素材はあります」と言われて、いざもらった画像を見てみると、画質が荒かったり、画面いっぱいに写っており、トリミング(切り取り)がしづらい、などの問題に直面したことがありました。
そう言った時はフリー素材も使うのですがフリー素材だけで作られたサイトは、どうしても「よそでも見たことがある」印象になりやすかったり、他社との差別化が難しくなってしまう、という課題も出てきたり、その会社の印象と合うものを探すのにはかなりの労力が取られたりします。

そこで、撮影機材も購入し、自分でも撮影できる、ということをクライアントにお伝えします。クオリティの高いオリジナル写真さえ用意できれば、複雑なデザインテクニックに頼らなくても、十分に魅力的なホームページに仕上げることができると個人的には感じていますし、撮った写真も納品し、SNS等でも使ってもらえればクライアントとして一石二鳥です。今まで写真のご提案をした際には、「写真も撮ってもらえるんですか?」と驚かれ、納品後は喜ばれることばかりです。

クライアントとしては、ホームページの制作、カメラマン、デザイナーなどそれぞれ探すのは大変です。なるべく一人に任せられる方が複数に頼むのに比べて、やり取りもスムーズになりますし、こちらとしても単価アップになります。

ホームページ制作のご依頼には、ロゴ、Webデザイン、コーディング、写真やイラストなどの画像素材、文章力など、実に幅広いスキルが求められます。これらをワンストップで提案できると、クライアントにとって依頼のハードルが下がり、結果として案件の単価アップにもつながります。

私が撮影機材やレンズにしっかり投資しているのも、Webデザインの提案時に「撮影も込みでまとめてお任せください」と言えることが、そのまま副業・フリーランスとしての強みになると考えているからです。

また、思わぬ効果として、撮影の依頼も入ることがあります。私自身も、七五三の撮影を頼まれたり、イベント撮影を頼まれたり、と写真を撮っている、と言うことが別の収入の入り口になることがあります。

ホームページ制作を軸にした副業の始め方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

>> 個人事業主向けホームページの作り方|費用ゼロから始めるWordPress入門

今回は、そんな撮影のクオリティを大きく引き上げてくれた、愛用しているレンズをご紹介します。

1.圧倒的な立体感。ポートレートで被写体が「浮き上がる」魔法

FE 135mm f1.8 GMをポートレートで使ってまず驚くのが、被写体が背景から完全に切り離され、浮き上がってくるような立体感です。

自然でとろけるようなボケ味

焦点距離135mmという望遠域と、開放F1.8という明るさが組み合わさることで、背景はまるで絵画のように滑らかに溶けていきます。

  • 肌の質感: ピント面は驚くほど鋭く、まつ毛の一本一本まで鮮明に写し出します。
  • 分離感: 背景がうるさくならず、主役である人物が驚くほど際立ちます。

私が公園や街角でポートレートを撮影する際、背後に多少ごちゃごちゃした建物や看板があっても、このレンズを通せばすべてが柔らかな色彩のグラデーションに変わります。この「ボケの質」こそが、被写体を生き生きと、そしてドラマチックに魅せる最大の理由です。

2.暗所でも、逆光でも。光を味方にする「F1.8」の明るさと描写力

このレンズのもう一つの武器は、F1.8という明るさと、それを支える高度な光学設計です。

夕暮れ時や室内での撮影に強い

日が落ちてきた時間帯のポートレートや、光量の少ない室内での撮影でも、ISO感度を上げすぎることなくシャッタースピードを稼げます。

風景写真での事例: 夕暮れの海辺で撮影した際、刻一刻と変わる光の階調を非常に豊かに捉えてくれました。暗部が潰れることなく、繊細な光のニュアンスが残るため、現像での表現の幅も広がります。

逆光をドラマチックに変える

強力なナノARコーティングのおかげで、逆光耐性も抜群です。あえて強い光を画面に入れても、フレアやゴーストを抑えつつ、コントラストの高いクリアな描写を維持してくれます。被写体の髪に光が回り込む「天使の輪」を、これほど美しく撮れるレンズは他にありません。

3.風景をも「主役」に変える。135mmという画角の面白さ

「135mmはポートレート専用」と思われがちですが、実は風景写真においても非常に強力なツールになります。

圧縮効果で切り取る世界

広角レンズで広く撮る風景とは違い、135mmは「視線が向いたその瞬間」を凝縮して切り取ることができます。

  • 圧縮効果: 遠くの山々や建物が近くに迫ってくるような迫力。
  • 切り取りの妙: 何気ない道端の花や、木漏れ日の当たるベンチ。広い景色の中から美しい部分だけを抽出する楽しさがあります。

最短撮影距離が0.7mと非常に短いため、小さな花にグッと寄って撮影することも可能です。マクロレンズのような使い方ができる点も、撮影のフィールドを広げてくれます。

結論:このレンズは、写真に「命」を吹き込む

Sony FE 135mm f1.8 GMは、単に「綺麗に撮れる」だけのレンズではありません。シャッターを切るたびに、被写体が持つエネルギーやその場の空気感を、鮮烈に、そして優しく定着させてくれる、そんなレンズです。

特にポートレートにおいて、このレンズが生み出す「解像度」と「ボケ」の両立は、一度体験すると他のレンズには戻れなくなる中毒性があります。

もしあなたが「誰かを、あるいはこの景色を、もっと美しく生き生きと残したい」と思っているなら、間違いなく投資する価値のある一本です。

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作例を見て少しでも気になったなら、その直感は正解です。実際に手にしてみると、写真を撮ること自体がもっと楽しくなるはずです。



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