この記事を読むとわかること
- 無料フォントと有料フォントの違いと選び方の目安
- まず押さえておきたい定番の無料フォント
- 本格的にデザインを仕事にするなら検討したい有料フォント
フォント選びで悩んだら、まず「無料」と「有料」の違いを知ろう
Webデザインやチラシ制作を始めると、必ずぶつかるのが「どのフォントを使えばいいのか分からない」という悩みです。
フォントの組み合わせ方の基本についてはおすすめ定番フォントと失敗しない組み合わせの基本で解説しています。
そこでこの記事では、「実際にどのフォントを使えばいいか」に絞って、無料・有料それぞれのおすすめフォントをまとめました。
無料フォントは商用利用が可能なものを選べば、コストをかけずに使えます。
一方で、書体の種類(ウェイト)が少なかったり、有料フォントに比べて全体の完成度にばらつきがあったりします。
有料フォントは費用がかかる分、書体数が豊富です。細かい太さの調整やデザインの統一感を出しやすいのが特徴です。
そのため、まずは無料フォントで基本を押さえ、仕事の幅が広がってきたタイミングで有料フォントの導入を検討するのがおすすめです。
まずはここから。定番の無料フォント
Google Fontsなどで公開されている、商用利用可能な定番フォントです。迷ったら、まずこのあたりから試してみましょう。
Noto Sans JP(ノト・サンス・ジェーピー)。Googleが提供するゴシック体で、視認性が高く汎用性に優れています。太さのバリエーションも豊富で、Webサイトの本文から見出しまで幅広く使える定番フォントです。
M PLUS 1p / M PLUS Rounded 1c。すっきりとしたゴシック体(M PLUS 1p)と、丸みのある柔らかい印象のフォント(M PLUS Rounded 1c)です。親しみやすい雰囲気を出したいサイトやバナーと相性がよいフォントです。
Zen Kaku Gothic New。くせのないシンプルなゴシック体で、どんなデザインにも合わせやすい万能フォントです。企業サイトやコーポレートデザインにもよく使われています。
しっぽり明朝(Shippori Mincho)。上品で落ち着いた印象を与える明朝体です。和風のデザインや、丁寧さ・信頼感を伝えたいデザインとの相性が良好です。
雰囲気を出したいときにおすすめの無料フォント
定番フォントに慣れてきたら、デザインの個性を出せる無料フォントにも挑戦してみましょう。
851ゴチカク。手書き風の温かみを残しつつ読みやすさも兼ね備えたフォントで、ポップなチラシやSNS投稿と相性がよい書体です。
こなつ。柔らかい手書き風フォントで、優しい印象を与えたいデザインに向いています。
にくまる。丸みを帯びた愛らしい印象のフォントで、子ども向けコンテンツやカジュアルなデザインでよく使われます。
こうした個性的なフォントは、使いすぎるとデザイン全体がまとまらなくなるため、見出しなどワンポイントで使うのがおすすめです。素材選びとあわせてフォントを探す際は、おすすめフリー素材・イラストサイト3選もあわせてチェックしてみてください。
有名ロゴにも使われている定番フォント
フォント選びのイメージをつかむには、実際に有名なロゴで使われているフォントを知っておくのも近道です。
Helvetica(ヘルベチカ)。クセのないシンプルなゴシック体(欧文フォント)で、パナソニックやジープ、ターゲット、かつてのアメリカン航空のロゴなど、世界中の企業ロゴに長年採用されてきた定番書体です。
Futura(フーツラ)。幾何学的で洗練された印象の欧文フォントで、ストリートブランド「Supreme」のロゴに使われていることでも広く知られています。
新ゴ(モリサワ)。日本国内で最も広く使われているゴシック体のひとつで、駅の案内サインや企業ロゴ、広告など、街中のいたるところで目にすることができます。
本格的に使うなら検討したい有料フォント
副業や仕事としてデザインを続けていく中で「もっと表現の幅を広げたい」と感じたら、有料フォントの導入も選択肢に入ってきます。
モリサワフォント(モリサワパスポート)。出版・広告業界で長年使われてきた老舗フォントメーカーで、新ゴやリュウミンなど業界標準ともいえる書体を数多く収録しています。品質・信頼性の高さが特徴です。
Adobe Fonts。Photoshopやillustratorを含むAdobe Creative Cloudのプランに含まれるフォントサービスで、追加費用なしで数多くの和文・欧文フォントが使えます。すでにCreative Cloudを契約している方は、まずここから探してみるのがおすすめです。
フォントワークス(LETSなど)。個性的で表現力のある書体を数多くラインナップしているフォントメーカーです。ロゴやバナーなど、印象に残るデザインを作りたいときに検討する価値があります。
いずれも料金プランや契約形態が変更されることがあるため、導入前には各公式サイトで最新の情報をご確認ください。
まとめ:まずは無料フォントで基本を押さえよう
フォント選びは、デザインの完成度を大きく左右する要素のひとつです。
- 迷ったら、Noto Sans JPなど定番の無料フォントから試してみる
- 個性を出したいときは、見出しなどワンポイントで個性的なフォントを使う
- 仕事の幅が広がってきたら、モリサワやAdobe Fontsなどの有料フォントも検討する
フォントの組み合わせ方に迷ったときは、おすすめ定番フォントと失敗しない組み合わせの基本もあわせて参考にしてください。
