この記事を読むとわかること
- 案件の概算費用をその場で出せる料金シミュレーターの使い方
- 確定申告に向けた経費の記録・家事按分の考え方
- 「いくら稼げば生活できるか」を逆算する月次収支シミュレーターの中身
- 修正回数の管理、ポートフォリオの抜け漏れチェック、SNS投稿ネタ出しまで、副業運営に必要な周辺ツール
副業は「数字」の管理でつまずきやすい
Webデザインの副業を始めると、作業そのものよりも、こんな場面で手が止まりがちです。
- 見積もりを出すとき、いくらが相場なのか毎回悩んでしまう
- 経費を記録していなくて、確定申告シーズンに慌てて領収書を集めることになった
- そもそも「月にいくら稼げば副業として意味があるのか」を考えたことがなかった
- 無料修正の回数を自分でも把握できておらず、お客様との認識にズレが生じた
これらは、デザインスキルとは別の「運営面」の課題です。そこで今回、案件対応・経費管理・収支計画をまとめて数字で把握できるExcelツールを6点セットで無料配布します。
毎年3月の確定申告のたびに苦労しています。
日々の仕事を優先してしまい経理を後回しにしがちなので、いざ申告の時期になるとレシートの整理や経費の積み上げに追われます。
家事按分の割合も前年を参考にしたいのですが、バタバタしていて前年のメモが残っておらず、毎回同じところで悩んでしまいます。
テンプレートの中身
Excel形式で、6つのシートで構成されています。
① 料金表シミュレーター
サイト種別(LP・コーポレートサイト・ECサイトなど)・希望ページ数・デザインの方向性・追加機能を選ぶだけで、概算費用が自動計算されます。見積書を作成する前のたたき台として使えます。
② 経費仕分けシート
日々の支出を勘定科目別に記録するシートです。自宅家賃や通信費など家事按分が必要な費目は、按分率(%)を入力すると経費計上額が自動計算されます。下部には勘定科目別の月間集計も自動で表示されます。
③ 月次収支シミュレーター
生活費・事業経費・貯蓄目標を入力すると、税金や社会保険料の概算を考慮した「必要な売上」と「月に必要な案件数の目安」が自動計算されます。「いくら稼げば副業として成立するか」を数字で確認できるシートです。
※計算結果はあくまで目安です。実際の税額・社会保険料は収入や個人の状況によって異なります。
④ 修正回数カウントシート
案件ごとの無料修正の使用回数・残り回数を記録し、超過を可視化するシートです。「修正ログ」に1回ごとに記録すると、「案件別サマリー」に自動反映されます。
⑤ ポートフォリオチェックリスト
未経験から案件を獲得する上で必要な要素の抜け漏れを確認するチェックリストです。自己紹介・制作実績・料金の目安・問い合わせ導線など、12項目を確認できます。
⑥ SNS投稿ネタ出しシート
投稿に迷ったときのネタ一覧です。Q&A型・実体験型・日常型など、タイプ別に15個のネタ案を収録しています。使ったものにチェックをつけて管理できます。
実際の使い方の流れ
- 見積もり前に①でざっくりとした概算費用を把握する
- 日々の支出は②にその都度記録し、確定申告に備える
- 月に一度、③で必要売上・必要案件数を確認し、営業のペース配分に活かす
- 案件ごとに④で修正回数を記録し、追加料金が発生するラインを見える化する
- ⑤で自分のポートフォリオの抜け漏れを確認し、⑥でSNS発信のネタ切れを防ぐ
あわせて使うと効果的
以前配布した「Web制作ヒアリングシート」や、以前公開した「案件単価を上げる『提案書・見積書』の作り方」の記事と組み合わせると、「概算費用の把握→ヒアリング→提案・見積り→案件対応→経費管理→収支の振り返り」まで、副業運営の一連の流れを数字で管理できます。
テンプレートのダウンロード
以下のリンクから無料でダウンロードできます。
テンプレートのダウンロードはこちらから
Excel形式です。Googleスプレッドシートで使いたい方は、Googleドライブにアップロード後「Googleスプレッドシートで開く」で変換してご利用ください。
まとめ
副業の運営は、デザインスキルだけでなく「数字」の管理も欠かせません。6つのツールを使って、見積もり・経費・収支・案件管理を数字で把握し、無理のないペースで副業を続けていくための土台にしていただければと思います。
